ツイッターでご報告いただいたのですが、
佐賀市で行われる「従軍慰安婦の真実」
と題するパネル展のポスターに、
『新ゴーマニズム宣言』のカットが
無断使用されていることがわかりました。
(宣伝になってしまうので、一部モザイクを入れています)
単に無断使用しているばかりではなく、
このカットが小林よしのりの『ゴー宣』からの
転載であることすら一切書いていないという
デタラメぶりです!
オリジナルのページは、これです。
(新・ゴーマニズム宣言3巻 『ゴー宣版従軍慰安婦資料集)
主催の「歴史教育を考える会」なる団体は
ネットで検索しても情報がなく、
おそらく左翼にもよくある
「1人1団体」的なものでしょう。
このカットが描かれたのは1997年、
「『従軍』慰安婦というものはない」
「慰安婦強制連行はなかった」
と主張するだけでも大変な時代でした。
当時常識とされていた慰安婦のイメージを
根底から覆すこのカットには相当な
インパクトがあったことは確かですが、
これをポスターに使用したいのならば、
作者の許諾を得るのは当然です!
創作者の当時の苦労を理解もせず、
安全になってから活動を始めた人が
これを誰のものでもない共同財産
であるかのように扱っていることに
憤りを感じます。
この調子だと、ポスターのみならず
パネル展自体にも『ゴー宣』の
カットが無断展示されることもありえます。
この件に関しては、
SAPIO編集部を通じて
厳重抗議を行います。
佐賀方面の人も、
もしできれば
抗議してほしいです!